牡蛎との出会い僕と牡蛎との関係は、昭和58年10月、北海道厚岸町で地撒き養殖の牡蛎と出会ったのが始まりでした。多分、生まれて初めて殻付き牡蛎を剥いて…。
|
生食用殻付牡蛎の開発について
平成16年に北海道から民間企業への転職後も二枚貝種苗生産技術の開発に携わり、餌であるプランクトンの培養や幼生の飼育技術など開発してきました。しかしながら、生産された小さな種苗を美味しい成貝まで生産する技術は未開発で、効果的な海面育成方法の提案も難しく、殻の形状が綺麗で一口サイズのシングルシードタイプの殻付き牡蛎生産が徐々に要望される中、海面での飼育技術開発が急務な状況でした。そのようなタイミングで、生産停止状態のクルマエビ養殖場の活用について地元から参画要望を受け、大分県東部振興局の指導の下、平成25年から地元の生産者グループ“くにさき漁業合同会社”と大分県漁協国見、国東、武蔵、安岐の各支店、国東市役所、そしてヤンマーマリンファームが一体となって「くにさきOYSTER※」プロジェクトがスタートしました。平成27年からは、安全安心の殻付き生食用牡蛎として、本格出荷を開始し、全国の腕利き料理人に購入頂き、高い評価を受けました。
このプロジェクトに参画することで、生産された種苗を海面で育成する中間育成、干潟での育成、身入り育成など多くの技術が開発されました。
※現在はくにさきOYSTERの生産・販売は終了しております
このプロジェクトに参画することで、生産された種苗を海面で育成する中間育成、干潟での育成、身入り育成など多くの技術が開発されました。
※現在はくにさきOYSTERの生産・販売は終了しております